こんばんは、阿部孝太郎です。
2016年第4回定例会も近づいて参りまして、少しずつ慌ただしくなってまいりました。誕生日を迎え38歳になり、ブログの更新が随分お休みしていたので、これを機にリスタートいたします。
皆さんは、自分のまちにどれだけの公共施設があるのかご存知ですか?
一概に公共施設(本来は「公共施設等」ですがここでは簡単にするため「公共施設」とします)と言っても大ざっぱなので、大きく2つに分類しますと「ハコモノ」と「インフラ」に分別できます。「ハコモノ」は市役所や公民館で、観光施設なんかも含まれます。「インフラ」は道路、水道、下水などいわゆる生活に必要なライフラインです。
皆さんもよく、公共施設の適正配置なんて言葉を聞かれるかもしれませんが、このときに大きく問題になってくるのは「ハコモノ」です。「インフラ」に関して自治体は、あらゆる住民に対して生活に必要なものを供給する義務がありますから、基本的に廃止するという考えは発生しません。もちろん、補修・点検などはありますが。しかし「ハコモノ」は、住民の生命・財産に直結するものではないので、住民へのサービスや権利に対して一定の配慮があれば、施設そのものを廃止したり、統合したりという判断も可能になってくるのです。
特にこれからの地方自治体は地方交付税の分配方法が変わり、その額が減少していくため、莫大な改修費、維持費等のかかる「ハコモノ」のあり方に関して大きな議論となるわけです。
行方市は、3町が合併した経緯、そして2つの湖に挟まれた地形であることなどから、市民一人あたりの面積・道路距離が他の鹿行地区よりとても多くなっています。これからの財政状況を考えると、適正配置または広域での連携などがまだまだ必要です。
本来ですと、施設の老朽化や市民サービスの向上なども考慮しなければならないのですが、本日は大枠としてこのあたりで終わりにします。皆さんも是非ご自身のまちの公共施設をもう一度見直してはいかがでしょうか。
写真は「孝太郎はじめての人力車」です。姪っ子たちは悲鳴をあげていました。もう一枚は第3回定例会一般質問の内容です。議会だよりになりますが、ご一読いただければ幸いです。
阿部孝太郎
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