こんばんは、阿部孝太郎です。
前回「これを期にブログをリスタート」とか言いながら、全くリスタートできておりません。平成28年第4回定例会も終了したので、地道にいきたいです。
今定例会の一般質問は今大注目の「行方エリア放送に関して」を質問いたしました。エリア放送ってなんですか?と思われる方が沢山いると思いますが、簡単に言えば「その地域だけで見られるテレビ放送」という感じです。難しい話をすると、テレビの電波帯があってその隙間のホワイトスペース・・・・・・、僕もよくわからないので、誰か教えてください・・・。
まあ、このエリア放送ですが、特に真新しいものではありません。全国ではすでに何箇所もで行われています。ではなぜそんなに行方エリア放送が注目されているか、それは「放送範囲がめちゃくちゃ広い」からなんです。
通常のエリア放送は、商店街ですとかスタジアム、広くても大学のキャンパスぐらいだそうですが、行方市は陸地面積が166.40平方km。そこまで大きなエリアで行うのはとても珍しいそうです。そして、それだけに技術的に実験的な部分もあり、大きな課題が生じてくるのも事実です。一筋縄ではいかないことは承知のうえですが、私はこのエリア放送に大きな期待を持っています。
まず第一に、防災面で市民の安心安全な暮らしに大きな効果が期待できること。第二に、今までは市報に頼っていた行政情報をエリア放送を活用することにより、市民サービスの向上が期待できること。第三に、市民参加型のコンテンツを充実していくことで、自分の住むまちへの興味増進が期待できること、です。
今回の一般質問では、まずハード面での整備が遅れている点に触れました。これはやはり、実験的な部分もあるので、各機関と連携を取り4月には100%視聴可能の目標を達成できるよう尽力していただきたい。ここが一番の関門だと考えます。
コンテンツ作成に関しては、お笑いによる心のインフラづくりを目指して吉本興業との事業連携を進めているそうです。専修大学との連携は知っていましたが、まさか吉本興業が出てくるとは思わなかったので驚きました。お笑いによる心のインフラづくりという言葉も面白そうです。さらに、企業版ふるさと納税を取り入れるという話も初めてでした。これからの財源に関してどうするのか疑問を持っていましたが、新しい制度をどんどん取り入れて、活用してくことはとても良い試みだと思います。
一番驚いたのは、市が「将来は民間活力をもって運営することが望ましい」と考えているところです。正直、本当は私の方から将来の官民連携、指定管理者、民間委託などを提案するつもりでしたが、市からの最初の答弁で上記の言葉を頂いたので驚きました。官民連携の必要性が浸透してきているからではないでしょうか。
ともかく今はわずかな人しか視聴できていません。まずは100%視聴可能にして最初の土台を作ること、ハード面の整備に注視していきたいです。
写真はジーコです。よくサインを真似しました。
アントラーズおめでとう!!!
阿部孝太郎
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